9: 結論

この、長いドキュメントを最後まで読んでいただいた読者の皆様を祝福させていただきます。おそらく、Linuxカーネルの開発方法や、そのプロセスに参加する方法についての理解に役立てていただけることと思います。

結局のところ、参加することが大事です。オープンソース・ソフトウェアのプロジェクトはいずれも、そのコントリビュータが提供したものの集合でしかありません。Linuxカーネルはこれまでと同様に迅速かつ順調な進歩を遂げてきましたが、これはいずれもLinuxカーネルの改善を目指す開発者達からなる、感動的なほど大きなグループに助けられたおかげです。このカーネルは、数千人もの人々が共通の目標に向かって共同作業を行ったときに達成可能なことの最も優れた成功例です。

しかし、開発者基盤が大きいほど、カーネルの受ける利益も大きくなります。やるべきことは常にあります。しかし、同様に重要なことは、Linuxエコシステムへの参加者のほとんどは、それぞれカーネルへの貢献を通じて自分自身の利益が得られるということです。コードの品質向上、保守/配布費用の低減、カーネル開発の方向性に対する高いレベルの影響を与えることなど、いずれもコードをメインラインにマージすることが重要なキーになります。これにより、関係者の全員が勝利を得られます。さあ、皆さんのエディターを立ち上げ、参加してください。大歓迎です。